次世代日本人が日本社会を支える

次世代日本人が日本社会を支える

労働人口の減少に伴い、
拡大する外国人雇用ニーズ

少子高齢化が進む国内市場において、労働力の確保が年々厳しさを増しています。AIや自動化技術が進んだとしても、この先、圧倒的に人材が不足することは明らかです。この解決策として政府が打ち出しているのが、シルバー層の再雇用、女性活躍推進、そして「外国人人材の活用」です。近年、日本での外国人雇用は驚異的なスピードで拡大していますが、活用のための環境整備が進んでいるとは言えない状況です。例えば、多くの日本企業では一時的な増員やコスト削減のため、受け入れ環境が不十分なまま外国人を雇用し単純労働に従事させています。新興国から外国人を呼び寄せて基軸人材としようとしている企業もありますが、実際には教育環境が不十分であることも否めません。

人材不足の解決策

日系ブラジル人で外国人活用の
基盤を創ってきたアバンセ

アバンセコーポレーションは、1985年に創業者がブラジルを訪れたことをきっかけに、過酷な状況にあった日系ブラジル人の雇用と生活を守ることを目指し、外国人人材の派遣事業をスタートしました。当時は、外国人が日本で働くのはめずらしく、スムーズには受け入れてもらえなかった時代です。ビザ、住居、受け入れ先との衝突など、さまざまな問題に直面しながらも、私たちは彼らが活躍できるよう教育支援制度の確立と生活支援に努めてきました。

企業の発展と、過疎地域の活性化を
もたらした「出雲モデル」

長年かけて積み上げてきたアバンセの取り組みの象徴とされるのが、通称「出雲モデル」です。アバンセでは、約25年前から島根県出雲市の大手電子部品メーカーに日系ブラジル人を送り続けています。日系ブラジル人二世・三世およびその配偶者は、就労活動の制限がない「身分による在留資格」を持っており、長期的に雇用できることが特徴です。また日本人の子孫である彼らの多くは、日本や日本の文化にも好意的な印象を持っています。日系ブラジル人が働きやすく生活しやすい環境を整え、さまざまな交流を通じて理解の促進を図ることによって、現在この企業では多くの日系ブラジル人が活躍し、「会社に欠かせない存在」と認めていただいています。平均月給は日本人と同水準。残業代も合わせれば、ブラジルの最低賃金の約10倍です。さらに、現場管理者の育成も進んでおり、班長、職長、製造課長などのポジションで活躍している人材もいます。充実した仕事と収入、生活の質が実現することによって、家族連れで来日し、定住・永住を希望する人も増えました。現在の出雲市の日系ブラジル人の数は3000人を超えており、彼らは産業の担い手としてだけでなく、生活者として地域に潤いをもたらす存在となっているのです。外国人人材は、単なる労働力ではありません。若い人が減り、活気をなくす地方の企業や自治体の悩みを解決すると同時に、日本の社会を支える人財だと私たちは考えています。

これからの日本社会を支えるのは
「次世代日本人」

例えば、最近のスポーツ界を思い出してみてください。カタカナ名前の日本国籍のスポーツ選手たちの飛躍的な活躍にみられるように、これからの日本を支えるのは必ずしも純日本民族とは限りません。顔立ちや皮膚の色にとらわれることなく、日本人らしいナショナリティをもった「次世代日本人」に目を向けていくべきではないでしょうか。大切なのは、多様性を受け入れること。日本文化を受け入れられる人たちを見つけ、企業自体が日本企業からグローバル企業に変わる(変わろうとする)こと。日本人をルーツにもつ日系ブラジル人はまさに、その核となる人材だと考えます。「日本asNO.1」の時代は遠い昔のことです。今まさに加速しているグローバル社会を見据え、皆さんが未来へ進むための一歩を、アバンセと一緒に踏み出していきましょう。