社長のつぶやき

2017/10/03

『今月の一言』(2017/10/03)

 9月17日(土)台風18号が東海・北陸地方を真二つに縦断するまさにその時、グループ会社アバンセライフサポートは関連企業と3社合同で「空き家・民事信託・相続税・介護の共同セミナー」を開催しました。

13:15 開会挨拶
13:20 第1部「いよいよ自宅が空き家へ、空き家対策の三本柱とは?」
14:00 第2部「悩ましい相続税、土地評価見直しによる相続税の軽減や還付とは?」
14:50 第3部「そろそろ認知症が心配、認知症になる前の不動産対策の民事信託とは?」
15:30 第4部「介護と向き合う~穏やかな介護生活~」
16:00 閉会挨拶
16:05 個別相談会、施設相談会、不動産活用・無料査定相談
17:00 終了

 上記のスケジュールで行ったこのセミナーは個別相談も含めると4時間余りの長丁場。高齢者の方々にとって座り続けて学ぶことは大変辛いことだったと思いますが、途中退席する人は誰一人としていませんでした。
自身の身に差し迫る問題については真剣に学びたいのが人間です。台風上陸による公共交通機関の不通は数日前から予想されていましたが、関係者を合わせ40数名に参加して頂き相談会でも熱のこもった質疑が17時ギリギリまで行われました。

 心理学者マズローは、「人は一定の欲が満たされると『尊厳欲求』を意識するようになる。知らない事を知り、より深い知識や知恵を身につけたいという欲望が湧くようになる。『自己実現欲求』に向け心の浄化、そしてより有意義な人生を求めていく」と教えました。セミナーに出席した方は「人生の締めくくりをどう過ごすか」の答えを求めていたのです。


 お年寄りだけではありません。企業人も同じです。上図の1~3段階の基本的な欲求を越え、「高次の欲求」に進んだ人達の集合体が企業を成長させる、という事実を証明する事例が数多くあります。洋服の販売業者がトータルコーディネートを提案することで付加価値を上げ、顧客の支持を得る。花や野菜の種苗販売業者が植栽や維持管理を消費者に教え、マンションのコミュニティサポートに進出、屋上緑化まで手掛ける会社になった事例もあります。記帳代行と税務申告業務のみ行っていた税理士さんが相続相談を始め、事業承継企業のM&Aを手掛ける事業者になった例もあります。

 当社の仕事で考えてみると、クライアントは当社の人材ビジネスを利用して「現場から苦情の来ない適切な人材、できれば期待値を上回る人材」を獲得、製造現場を円滑に運営したいのです。お客様の要望に応える為には、セミナー参加者の皆さんのような真剣で限りない工夫が必要です。

 技能実習生は11万円、技術ビザは18万円が相場の手取り賃金で来日します。日本語検定3級レベルの高い日本語力で専門的な仕事ができる人材が、低いオペレーションコストで労働しています。ビザの組み合わせを工夫することでより効果的な雇用が可能ですが、一般的な企業の人事担当者が人材業者から外国人材の雇用について提案を受け、学ぶ機会はあまりありません。

 一方、入管法を学んで提案スキルを磨きお客様に貢献したい社員、お客様の「高次の欲求」である製造現場のレベルを上げ、自らもお客様を教え導くレベルになろうとする社員が当たり前におり、人材ビジネスに関わる歴史と経験、企業の「進化したい欲求」に応えるスキルを持っているのが当社です。あとは一人一人が当社の経営陣やクライアントの企業関係者と膝をつき合わせて真剣に学び合い、語り合うことが必要です。顧客に新たな価値を提供し、自身も企業も大きく成長させる人生を目指す人材を育てることが、当社の目標の一つです。

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