社長のつぶやき

2017/01/06

『今月の一言』(2017/01/06)

 明けましておめでとうございます。新年にあたり、ご挨拶を申し上げます。

 当社の業績は堅調に推移しているように見えますが、中を見てみると、多くの社員・従業員が自身の働き方に、貢献感や充実感を満足に得られていないのが現状です。
役割を意識して顧客満足度を考えている企業は実にたくさんあり、例えば、リッツカールトンホテルにチラシや広告を見て泊まりに行く人はまずいませんよね。ホテル東横インも広告を見て行く人はあまり聞いたことがないですね。しかし、両ホテルとも顧客満足度も稼働率も高く、好業績を上げています。その理由として納得したのは、最大の営業力・営業マンは、営業部門だけではなかったということです。ホテルの現場のみなさん、フロント、経理、総務、清掃係に至るまで会社の組織全てが自分の会社の特徴や持ち味を理解し、どんなお客様に泊まっていただきたいかという主張を持ち、それに沿ったレベルの高いサービスを提供することで、特定のターゲット層のお客様にアピールしているのです。私たちもまず、私たちの仕事は何なのかを理解せねばなりません。

 今回、私たちは復興庁に、福島県を始めとした被災地の復興事業の提案をすることにしました。現在の日本の外国人登録者数は日本の人口比で1.46%、一方、福島県の外国人登録者数は県の人口比で0.6%と極端に海外人材が少ないのです。被災3県(岩手県・宮城県・福島県)の主要産業の新規求人数を見てみると(図表)、この人手不足は構造的な問題、それぞれの企業ががんばる域を超えています。そこで、日本語学校の設置及び「外国人雇用許可制の特区申請」の提案を考えました。優秀な外国人材を育成し、就業から定住、そして将来の担い手となってもらう仕組みづくりを提案したいと考えています。このように日本社会の困りごとにどんな解決法を提示出来るのかを考える会社にしたいのです。

 その解決策の一つとして、その他にも外国人労働者向けの日本語学習を組み込んだ職業訓練を考えています。定住者で働く意欲があっても、言葉の壁を越えられず就職が出来ない外国人は多くいます。しかし、現状では日本語学習を組み込んだ訓練はほとんどなく、日本語が不十分な状態ではスキルを身につけることさえ困難なのです。介護やCADのような特別なスキルを身につける訓練中の3割でも日本語学習に充てることで、外国人の就労の幅を広げることが出来ます。人手不足企業とのマッチングを行い、企業側と労働者側双方の問題解決に貢献したいと思います。

 今年の干支は酉(とり)ですね。「にわとり」は明け方に鳴く鳥です。商売関係に縁起の良い干支とされ、「とり→とりこむ」で商売につながるといい、行動力があり積極的、親切で世話好きであるという意味もあるようです。私の若い頃に流行ったギャグ漫画に谷岡ヤスジさんの『ヤスジのメッタメタガキ道講座』(1970年『週刊少年マガジン』に連載)があり、作品中の「アサー!」(ムジ鳥というキャラクターが物語の冒頭で朝を告げるセリフ)や「鼻血ブー」は流行語となりました。今年はまさに元気が有り余った活力の酉年にしたいものですね。


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