社長のつぶやき

2013/12/05

『今月の一言』(2013/12/05)

  • 図1:一宮市昼夜間人口比率の推移図1:一宮市昼夜間人口比率の推移
  • 図2:昼夜間人口比率の他都市比較図2:昼夜間人口比率の他都市比較
 私の住む愛知県一宮市は、県内で最も昼間人口と夜間人口の差が激しい地域です(図1・図2)。
若くて元気の良い人、学歴が高くやる気のある人は、賃金の高い、わくわくする成長感のある地域と仕事に流れていきます。

 一宮市は繊維のまち、しかし、繊維の工業出荷高は最盛期の10分の1で、以前のような雇用を支える力はありません。
市外で働くと名古屋市民意識が芽生えるのか、一宮市民感覚が少しずつ弱くなっていきます。(仕方がありません、寝るために帰るだけのまちなのですから)
これが選挙の投票行動に表れます。 先回の一宮市議会議員選挙を見ても、一宮市民の投票率は49.24%、市長選の投票率に至っては32.33%、これで市民の信任を得たと言えるのか疑問に思えるほどの低投票率でした。
生産年齢層が一宮地域に関心を持たず、投票に行かない、反対に、高齢者は暇だから真面目に投票に行く。
一宮市は65歳以上の人の意思で全てが決められていくまち、若者の未来を語ることの出来ないまちになっていきます。

 どんなまち、どんなスポーツ、どんな学問にも「位置エネルギー」があります。
大リーグのダルビッシュ有選手、来年大リーグを目指す田中将大選手は、世界一の選手ではないのに何十億もの年俸がもらえる。
一方、重量挙げでダントツの世界一になっても、そんなにお金が稼げるとは思えない。
これが位置エネルギーで、まちでも位置エネルギーの高いまちにはより稼げる仕事、そしてより優秀な人材が集まります。

 人間は働くことで経済と関わっていきますが、「働く」とは何でしょう。
「働く」力は、「働く」ことでより多くの人が幸せに、便利になり喜んでくれることで、お金はそのビジネスの共感度なのです。
共感をもらえるだけの能力と人間性を養わないとプロの「働く」ではなく、本物の人間、本物のプロになるために私たちは「働く」のです。

 当社の人材ビジネスの位置エネルギーは、リーマンショック前と比べ大きく低下していますが、働き方を変えることで、より高い位置エネルギーのビジネスモデルに仕立て上げることが可能になります。

 一宮、そして日本の位置が成長性に問題があるなら、「働く」場を世界により大きく広げるビジネスに自らを変えていく、グローバルな共感を大切にしたビジネスを構築する、そんな会社に私たちは少しずつ進化しています。

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