社長のつぶやき

2010/12/07

『今月の一言』(2010/12/07)

 私どもは、今年8月のフィリピンに続き、中国に子会社を設立することとなりました。
江蘇省の淮安という町に設立予定ですが、この町は、当社と浅からぬ縁があります。

 私たちの町、一宮市と淮安の交流は、1988年関西日中朋友会の会長原田親義氏と一宮市議会議員谷祝夫氏が江蘇省外事弁公室の招きで訪問したのが始まりで、以来22年を経過しております。
淮安市は、中華人民共和国江蘇省北部の内陸部に位置し、東は黄海、西は安徽省、南は揚州市、北は徐州市・連雲港市と隣接し、人口530万人、総面積10100平方kmの農業漁業が中心の町でしたが、1995年以降急速に発展し、台湾、韓国、ヨーロッパ企業が進出、外国資本にとって魅力ある地域となっています。
関西日中朋友会は、92年に大阪で「日本淮安交流センター」を設立、95年には「日本朋友企画有限公司淮安弁事処」を開設しました。
「周恩来記念館」を建設寄付、記念館周辺に約1000本の桜を植樹、数十の訪中団を組織、1000名近い人たちが淮安を訪問、市長、行政担当者、経営者、芸術家、教師など各方面の専門家も参加、95年以降、様々なスポーツ交流・文化交流が進むこととなりました。

 97年8月、当社が事務局を担当する愛知県一宮地区日中友好協会(谷祝夫会長)が少年少女卓球交流団を募り訪中、以後、毎年訪中・訪日を交互に行っています。97年9月は日中国交回復25周年を記念して、第1回日中友好淮安市駅伝大会も開催、スポーツ・文化交流は現在に至っても行い、子どもたちは親日家として成長、父兄の皆さんは行政の役職者、企業経営者となった方々も数多くいます。
原田親義会長から始まった交流は、歴史を経て少しずつ実を結び、現在は数百家族、数千名の温かい親日的な社会が淮安に創出され、まさに何を植えても育つ土壌となっています。
他地域で起こる嫌日感情や労働紛争等が不思議でなりません。

 今回、私たちは、淮安で会社を設立しますが、書類は外事弁公室が中心になって作成、実務は役所の人たちが代行してくださいます。
事務所も無料で10室程、改修費のみの出費で開設、まさに「刎頚の友」として心を込めてご協力くださいました。
交流の歴史を尊び井戸を掘った人を忘れず、どんな事があっても安全安心な地域との経済交流をお勧めします。
1ヶ月数万円で事務所が、そして数万円で日本語の堪能な事務担当者が、そして実務は日中友好協会の私たちと淮安市行政担当者がサポートします。

 13億超の人口を持つ隣国との関わりを持たず過ごすことがもはや不可能であるなら、全市を挙げて支援体制の整った淮安でテストマーケティング、そして具体的な海外展開を考えてみませんか。
透明性の高い温かい絆のネットワークが、貴社の未来を支援します。
5月8日に訪中予定です。費用は航空チケット代金のみです。滞在中の費用は全て淮安市政府が負担します。
50~60名の団になりますが、中国らしからぬ町の淮安を少しのぞいてみませんか。

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